ChatGPT4に中小企業診断士の業務効率化を実現する方法を聞いてみた
こんにちは、そうさんです。
ChatGPT4oがリリースされますが、AIの進歩により現在の仕事がAIに代替されるのではないか、という危機感を感じている方が多いと思います。
私もその1人だったのですが、先日のOpenAI社が投稿したGPT4-oのライブデモ映像を見て、仕事を代替される危機感から、速やかに共存(利用)の道を探らなければならないという焦りに変化しました。
5/13から利用できるようになったChatGPT4-oではGPT4からの機能改善に加え、音声+動画の情報でコミュニケーションが取れたり、リアルタイム翻訳が可能になったりと、更なる進化を遂げています。
リアルタイム翻訳については、英語の家庭教師にもなってくれそうだなと思いましたが、そもそもコミュニケーションにおいて言語の壁自体がなくなりそうです。
GPT4-oはリリースしたてで、色々と試している段階のため、本日は昨年リリース済のGPT4について、中小企業診断士の活用方法を検討します。
と思いましたが、まずはChatGPT4に聞いてみたらどうなんだろうと考え、聞いてみた結果を以下にまとめます。
ChatGPT4 の基本概要と中小企業診断士の関係
ChatGPT4とは?
ChatGPT4は、OpenAIが開発した最新の人工知能(AI)モデルで、特に自然言語処理(NLP)の分野で大きな進化を遂げています。
人間のように自然な会話を行う能力を持ち、たとえば、テキストの生成、質問応答、翻訳、概要など、多岐にわたるタスクを高精度で達成できます。
自然言語処理の進化とその余裕
自然言語処理(NLP)は、コンピュータが人間の言語を理解し、生成する技術です。
ChatGPT4は、この技術の最先端を行くものであり、従来のチャットボットやAIツールと比較して、応答の自然さや前進の理解力が飛躍的に向上しています。
この進化により、より人間らしい対話が可能となり、短期的なビジネスシーンでの活用が期待されています。
中小企業診断にとってのメリット
中小企業診断士は、中小企業の経営や改善成長を支援する専門家です。ChatGPT4は、その高度な自然言語処理能力を活用することで、中小企業診断士の業務を大幅に効率化することができるはずです。
たとえば、顧客対応の自動化、データ分析の効率化、マーケティング戦略の提案など、広範囲業務でChatGPT4を活用することで、中小企業診断士はより多くの時間を重要な戦略的業務に割くことができます。
また、24時間365日稼働できるため、時間や場所に縛られない柔軟な業務運営が可能となります。
実際の活用事例と具体的な方法
顧客対応の自動化
ChatGPT4は、高度な質問応答機能を持っています。この機能を活用することで、中小企業診断士は顧客からのに対して迅速かつ正確な回答を提供することができます。サービスに関するよくある質問(FAQ)をChatGPT4に学習させることで、24時間365日、自動で顧客対応を行うことが可能です。これにより、顧客満足度の向上と業務の効率化を行うことができます。
データ分析とレポート作成
ChatGPT4は、大量のデータを迅速に分析し、その結果を分かりやすい形でレポートとして提供することができます。例えば、売上データや顧客フィードバックを分析し、その結果を基にした経営戦略の提案をしたり、定期的なレポート作成の時間を大幅に短縮したりすることができるため、中小企業診断士はより付加価値の高い業務に集中することができると思います。
マーケティング戦略の提案
ChatGPT4は、マーケティングデータの分析が優れています。例えば、顧客の購入履歴やウェブサイトの訪問履歴を分析し、最適なマーケティング戦略を提案することができます。これにより、顧客層に向けて対して効果的なアプローチを行うことができ、マーケティングの効果を最大化することが可能です。
問題解決と意思決定支援
ChatGPT4は、複雑な問題の解決や意思決定の支援にも利用できます。たとえば、経営上の課題を整理し、解決策を提案することができます。また、スケジュール計画を実行し、将来のリスクを予測しますこれにより、中小企業診断士はクライアントに対してより考えなアドバイスを提供することができます。
ChatGPT4 導入の手順と注意点
導入の具体的な手順
ツールの検討と導入準備
まず、ChatGPT4を導入するための準備を行います。必要なハードウェアやソフトウェアの確認を行い、導入計画を立てます。例えば、ChatGPT4を活用するためのサーバー環境の整備や、必要なAPIの設定などを行います。
初期設定とトレーニング
ChatGPT4 を設定し、業務に必要なデータや情報を学習させます。 これには、FAQ データや過去のレポート データなどを使用します。 具体的には、ChatGPT4 の中小企業診断士が扱う業務内容や専門用語を学習させることで、より精度の高い応答が可能になります。
プライバシーとセキュリティの考慮
ChatGPT4 を使用する際には、データのプライバシーとセキュリティに十分する必要があります。適切に注意なセキュリティ対策、データの取り扱いに関するガイドラインを設定します。たとえば、顧客データの暗号化やアクセス制限を避けるために、情報漏洩のリスクを極力抑えます。
運用とフォローアップ
ChatGPT4を導入後も定期的なフォローアップと効果測定を行い、ツールのパフォーマンスを最適化します。また、フィードバックをベースに改善を続けます。具体的には、定期的にChatGPT4の学習データを更新し、最新の情報を反映させることが重要です。
- データの品質: ChatGPT4 のパフォーマンスは、学習データの品質に大きく依存します。正確で信頼性の高いデータを使用することが重要です。例えば、不正確なデータや推測のかかったデータを使用すると、誤った応答が生成される可能性があります。
- 適切な使用方法: ChatGPT4 は万能ではありません。適切なタスクに対して使用し、無駄な期待をしないことが重要です。たとえば、非常に専門的な判断や高度な創造性を要求されるタスクには、満足な回答が得れない場合があります。
- 人間の判断: 最終的な意思決定は人間が行うべきです。
まとめ
いかがでしょうか?以上がChatGPT4に聞いてみた「中小企業診断士のChatGPT活用イメージ」です。
内容を踏まえ、少々以下に考察してみます。
前提として、ChatGPTは、学習したデータをベースに「正しいとされているものをアウトプットする装置」なので、一定のバイアスはかかります。
そのため、意思決定そのものをChatGTPにゆだねるのは危険だと考えます。
中小企業診断士としては、意思決定するための情報選択や、ChatGPTがまとめた情報からどのフレームワークを使うか等を検討し、仮説(提案)を作成するという役割。その他の部分はChatGPTを使用するといった形がスタートラインになるのではと仮説を立ててみました。
これから仮説を踏まえてGPT-4の勉強・使用をしながら、適宜記事にもしていきたいと思います。